Handmade de SMILE

どんな風に合わせても可愛い!布の合わせ方 (布小物作家・Cheap Childさん)

 布選びって意外と難しいような気がしますよね。
 手芸を始めたばかりの友だちと話していると「布を合わせるのが難しい。センスよくまとめられない」ということをよく聞きます。私は何種類もの布をパッチワーク風に縫い合わせて作品を作ることが多いので、布合わせについていろいろ悩み続けてきた一人。「悩む」なんて大袈裟かもしれないけれど、同じような柄でも微妙な違いで仕上がりの印象が変わるので、あれこれ迷ってしまうのです。布を裁断し、並べてみても、実際、縫い合わせてみたら、思っていた感じとは違うからほどいてしまった、なんてこともしばしば。たぶん、誰もその違いなんて何とも思わないのだけど、自分の中ではイメージというものがある。自分のイメージに合わせてあれこれ迷っている時間があるからこそ、作品が完成したときの充実感が得られるのかも。
 

小花柄や水玉が大好き。いろんな色をそろえています
以前はベージュのリネンを使うことが多かったけれど、最近ではピンクやパープルなどカラフルなリネンも愛用中

私は同系色の布を合わせることが多い。例えばパープルの水玉に、パープルのチェックやパープルベースの花柄、または大きさの違う水玉やチェックを何種類か合わせたり。私は水玉と小花柄が好きなので、基本的には水玉と小花柄を中心にパッチします。ピンク、ブラウン、ブルー、ブラック。同じ布小物でも色を変えて作るとまた違った感じになるから楽しい。何年か作り続けるうちに、その色合わせに「私らしさ」みたいなものもできてきたような気がします。友だちと一緒に手芸やさんへ行くと「この布、好きそうだよね」と私的イメージの布を言い当てられ、ちょっと恥ずかしかったり。ハンドメイドを始めたころの作品と比べると、だいぶ選ぶ布も変わってきました。

 でも最近思うのは、自分が気に入った布なら、どんな風に組み合わせても可愛く仕上がるのでは、ということ。最近の私は使う布もほぼ決まってきているし、合わせる布も同じ。「私的」になりすぎて、平凡な布使いになっているから、「私らしい」といえば「私らしい」んだけど、ちょっとマンネリ気味?
 そんなときにハンドメイド仲間の作品を見ると刺激になります。
 先日もミシン教室の生徒さんが、私の作ったコースターを参考に、ご自身で布を選んで「作品を作ってみました」とわざわざ持ってきてくださいました。カラフルな布に可愛らしい花柄のコースターは華やかで、とても素敵な仕上がり。「私が作ったものより可愛い!」思わず、そう言ってしまったほど。教室をやるようになって、生徒さんに布を選んでもらうこともあるのですが、私では思いつかないような布合わせで、いつもハッとさせられます。新鮮だし、とっても可愛いのです。
 どんな風に合わせても、自分の好きな布は可愛いんだ!と気付いた今日このごろ。
 「布を合わせるのは苦手」「センスよくまとまらない」なんて言わないで、いろんな組み合わせにどんどん挑戦してみてくださいね。


生徒さんが作ってきてくれたコースター。生徒さん自身も作品同様とっても可愛い方。作品に人柄って出ますよね
プロフィール
布小物作家 Cheap Childさん
2人のお子さんのママ。愛知県内の雑貨屋さんで、バッグやポーチなど、リネンやコットン素材の布小物を販売。“可愛くて使える”にこだわった雑貨にファン多数。
布小物作家 Cheap Childさん

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「えがたま」が厳選したこだわりの手作り生活を送っている女性たちのコラムをお届けします。内容もソーイングや美容、料理と幅広いですよ。


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