Handmade de SMILE

Vol28.生まれてくる赤ちゃんのために!「手作りスタイ」(布小物作家・Cheap Childさん)

 出産ほどドラマチックな出来事はないんじゃないか。
 長男を産んだとき、本当にそう思いました。普通の顔して普通に暮らしているママたちはみんな、こんなにすごい体験をしているなんて。生命が誕生する瞬間だもの。それぞれドラマがあるのは当然のことなのかも。
 例えば私。切迫流産、切迫早産で、不安定な妊娠生活を送っていました。毎日張り止め薬を飲むことに。予定日は11月21日だったはずなのに、臨月に入り、張り止め薬を飲まなくなって2日目、11月2日の明け方破水してしまいました。まだ先だと思っていたので産む覚悟もできていなくていきなり出産。まさかそれから12時間もかけての産むことになるなんて。陣痛の痛さに驚き、この痛みに耐えたら、今後どんな痛みにも堪えることができるんじゃないかと思ったほど。 長男がお腹から出た瞬間、初めて長男と出会った瞬間の感覚は忘れられません。
 次男のときはまた違っていました。次男は長男とは全く逆で、予定日になっても生まれなかったのです。長男のときが早かったので、予定日より早く生まれるとばかり思っていたのですが。同じ母から生まれても、全然違うんだから、出産スタイルは当然百人十色。
 長男のとき、一緒に病院に入院していたママは、タクシーの中で出産しちゃった妊婦さんが出てくる映画を「こんなところで生みたくないよね〜」と言いながらお姉さんと見ていた途中、いきなり陣痛が起きて、病院に行く前に自宅で生まれてしまったそう。慌てて救急車を呼んで、救急隊の人が臍の緒を切ったとか。無事に病院に運ばれ、元気な男の子を授かりました。うそのような本当の話。

これはダブルガーゼで作ったスタイ。やさしい風合いで、赤ちゃん用品にオススメです
先日、産婦人科でスタイを作るミシン教室を開催。愛情いっぱいの手作りスタイが完成しました

 出産というのは本当に神秘的だなぁと思うのです。
 私は毎年息子たちの誕生日にはそれぞれの出産物語を話しています。毎年同じ話なんだけど「あなたはこうして生まれたのよ」と。息子たちも誕生日に自分の生まれた日の話を聞くのを楽しみにしています。 先日、知人の奥様が第一子妊娠中で、今までバリバリ働いていたけど、産休に入り、毎日退屈だという話を聞きました。もともと怠け者の私は妊娠中もテレビを見 たり、お昼寝したりと気ままに過ごしていましたが、今思えば、あんなに自分だけの時間がたっぷりあるときって、あのときだったんだなぁ。赤ちゃんが生まれてしまえば、四六時中赤ちゃんのことをしなくちゃいけないし。
 優しい旦那様は「ひまな時間にハンドメイドしてはどうか」と手芸やさんに連れて行ってあげたそうです。
 お腹に赤ちゃんがいる幸せな時間。そしてたっぷり自由な時間がある、そんなときにこそハンドメイドはピッタリかも。赤ちゃんのために手作りの何かを作ってあげるなんて素敵なことですよね。
 今回ご紹介するのは赤ちゃんグッズの定番「スタイ」です。このスタイ、型紙は特にありません。市販のスタイでお気に入りのものを見つけて、そのサイズを参考に型紙を作ってください。画用紙の上にスタイを置いて、周りをグルリとなぞるだけで型紙完成。縫い代を1㌢とるのを忘れずに。スタイは何枚あっても重宝します。同じ形でも色や柄の合わせ方を変えれば、全然イメージも変わるので、いろいろ作ってみてください。自分の赤ちゃんにはもちろん、プレゼントとしても喜ばれますよ。

cheap childさん直伝のレシピはこちらから

プロフィール
布小物作家 Cheap Childさん
2人のお子さんのママ。愛知県内の雑貨屋さんで、バッグやポーチなど、リネンやコットン素材の布小物を販売。“可愛くて使える”にこだわった雑貨にファン多数。
布小物作家 Cheap Childさん

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「えがたま」が厳選したこだわりの手作り生活を送っている女性たちのコラムをお届けします。内容もソーイングや美容、料理と幅広いですよ。