Handmade de SMILE

Vol8.「裁ち切り」で楽チンハンドメイド(布小物作家・Cheap Childさん)

 布小物を作る過程で一番面倒なのは、型紙を取って、布を裁断する作業。そう思われる方も多いのでは。
 私もそう思っている一人。ミシンを始めたころは、チャコペーパーを使ったり、チャコペンシルを使ったりしていました。チャコペンシルで布の上に線を書くのって意外と難しい。布が動いて線が二重になったり。これは私が不器用だから?といつもイライラしながら布の裁断を行っていました。雑貨やさんに委託させてもらうようになって、同じものをいくつも作るようになり、もっと効率よく裁断しなくちゃ、と思うようになったのです。

 そこで使うようになったのが、ちょっとペラペラ気味の子どもの画用紙。この画用紙で、作るものの寸法に縫い代1センチをプラスして型紙を作ります。これをマチ針で布にとめてそのまま切る。つまり「裁ち切り」。縫い代込みで布を裁つことを言います。今までご紹介した私のレシピでは、布はすべて「裁ち切り」。マチ針でちょいちょいととめて、画用紙に沿って布を切れば、型紙をのせてチャコペンシルで書くという作業が省けます。縫い代を1センチと定めているのも、ミシンの「押え」の端から針までの距離がほぼ1センチ。これを縫い代の目安にすればいいのです。だから私はいつもレシピの寸法プラス上下左右1センチで型紙をとり、布小物を作っています。ほぼ1センチなので布を合わせると多少ズレることもありますが、小物ならそんなに気にせず作れてしまうものです。さらに正確さを追求したい人にはロータリーカッターがオススメ。ハサミではなかなか正確に切れない直線もこれなら楽々真っすぐに切れるらしいです。というのも実は私、ロータリーカッターは未体験。手芸仲間からの情報です。

いつも使っている子どもの画用紙。バックやバネポーチも、みんなこの画用紙を型紙に作っています。

 私は洋服などの大物はあまり作らないのですが、その理由のひとつに、大きな布を広げてチャコペーパーで型紙をとるのが面倒だから。洋服こそ正確さが必要なので、チャコとの格闘が必須。もちろん洋服を作ったこともあるのですが、この作業に手間が掛かりすぎるのであまり作らなくなってしまいました。そんなある日、手芸やさんの店員さんがとっても可愛いチュニックをきていたので「素敵ですね〜」と声を掛けたときのこと。 店員さん「簡単にできますよ〜」 私「でも私、洋服作るの苦手なんです。型紙とって裁断するのが面倒で」 店員さん「縫い代込みで型紙切って、作れば簡単ですよ」

洋服も裁ち切りで、いいんだぁ!

紐やポケットの部分はハギレを利用しても。色を変えるだけで、違った印象に。

 さっそく裁ち切りでブラウスを作ったら、とっても簡単に作れてしまいました。正確に作ることももちろんハンドメイドでは大事だけど、自分のものならこんな風に簡単に作ってみてもいいですよね。 今回ご紹介したカフェエプロンももちろん、裁ち切り。これこそ大きさはそんなに気にしなくていいので、ザクザク切って縫えば完成します。このカフェエプロンは主人の母、妹、自分の母、友だちなどたくさん作っていろんな人にプレゼントしました。プレゼントする人の色をイメージして、同じものをいくつか作るのも楽しいですよね。

cheap childさん直伝のレシピはこちらから

プロフィール
布小物作家 Cheap Childさん
2人のお子さんのママ。愛知県内の雑貨屋さんで、バッグやポーチなど、リネンやコットン素材の布小物を販売。“可愛くて使える”にこだわった雑貨にファン多数。
布小物作家 Cheap Childさん

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「えがたま」が厳選したこだわりの手作り生活を送っている女性たちのコラムをお届けします。内容もソーイングや美容、料理と幅広いですよ。


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