Handmade de SMILE

Vol4.エコ(ノミー)スキンケア(野菜ソムリエ兼Cafeオーナー 常田知里さん)

以前にも述べた事があるが私はカフェの仕事の傍ら、美容家として美容の講師をさせていただいている。
現在は美容に良いと考える飲食物を提供するような仕事に就いているが、大学時代は看護学、教育学、生物学を専攻し、その後スキンケアメーカーに2年半勤めた後、皮膚科クリニックで美容皮膚科看護師として3年間勤めた経験がある。その10年間の中で、自分なりに培ってきた美容論がある。それは、「スキンケアに手間もお金もかける必要性が無い」という事である。

よく、「年とともにスキンケアにお金をかけるべき」と言うが、私の経験上そんな事は全然無い。
では具体的にどうすれば良いか ――― 以下の事に気をつけるだけである。

1. 紫外線にあたらない

紫外線がメラノサイトに作用してメラニンを生成させるということは皆さんご存知だと思うが、その反応は紫外線に当たってからわずか2分で始まる。そのため、ちょっと洗濯物を・・・とノーメイクで外に出るなどもっての他。丸腰で武装地帯を歩くようなもの。日焼け止めを塗ってからお庭やベランダへどうぞ。
また、紫外線は皮膚の弾力の元となる「コラーゲン繊維」をチョキン!と切るというとんでもない悪さをする。もちろん切られたコラーゲンは弾力が低下し、結果として皮膚をたるませてしまう。お〜コワ。
紫外線にあたらなければ老化が止まる、と言っても過言ではない。是非是非日焼け止めを。

2. 洗いすぎない

以前皮膚科でスキンケアカウンセリングをしていた頃、皮膚の乾燥に困って駆け込んできた方のほとんどが洗いすぎの傾向にあった。
皮膚の脂まで取り去ってしまうオイルタイプのクレンジングに、泡を立てていない洗顔料を直接顔に塗りこんでお湯で流す。というような洗顔をしている方がもしいれば要注意。
クリームタイプのクレンジングを馴染ませた後ぬるま湯でよーく洗い流し、しっかり泡立てた洗顔料をさらりと塗ってさらに洗い流す。ちょっと残ってるかなぐらいが丁度良い。皮膚がキュッキュ、だなんてもってのほか。
そして、クレンジング&洗顔はどうせ洗い流してしまうもの。肌に合えば安くても問題なし。私は様々なクレンジングを試した結果、ドラッグストアで買える¥980のクレンジングを愛用して数年。全くもって調子良い。

常田さんの美容レッスン
レッスンでは熱心な質問が飛び交います

3. 塗りすぎない

塗ってはいけないというより、塗る必要が無いという意味である。化粧水→美容液→乳液→クリーム、というスキンケアの基本的な流れがあるが、実はこの4品、成分的には「水が多いか油が多いか」が違うだけ。全てのアイテムを同じブランドで使わないと、など全くの「思い込み」と「思い込ませ」。
また、塗れば塗るほど多くの成分を顔に触れさせる事になるため、確率として皮膚に合わない物を塗りつけ肌荒れを起こす能性が増す。
毎日のスキンケアの仕上げに塗るアイテムとしては、美白作用のある美容液だけで十分である。究極、紫外線に当たらず、肌の調子が良ければ何も塗らなくて良い。

と以上、簡単に3点、私の考える「エコ(ノミー)スキンケア」についてご説明した。少々斬新なスキンケア論だが、生理学的、化学的見地から言っても、また長年の美容職での経験上から考えても間違ってはいないと思っている。

過剰宣伝&過剰包装の代表的商品である化粧品。特に化粧水の原価は数%とも言われる。
老けないためにスキンケアに無駄なお金をかけるくらいなら、欲張らない程度の年代のファッション誌を読んで流行り廃りを把握し、季節ごとに服や靴を買い、月に1回美容院に行く方が100倍良い。 さらに出来れば、春と夏には新作の上質なファンデーションと、流行を取り入れたアイカラーとリップを買い、多くのジャンルの友達とたまに会って話しをし、趣味を持ち、週に一度は手の込んだお料理に挑戦し、痩せすぎず太りすぎず、異性の反応を気にし・・・・・

ん〜、綺麗を目指すには結局お金がかかる。
いやいや、スキンケアに無駄なお金をかけるのではなく、意味のある行為への出費はある意味エコである。
プロフィール
Cafe chichiオーナー 常田知里さん
名古屋市緑区でカフェを経営するかたわら、野菜ソムリエや看護師・美容研究家、スキンケアカウンセラーの肩書きを持つ。カフェにてソーイングレッスンなど様々なスクールを開催しており、AISINのミシンイベントの開催にもご協力いただいてる。
Cafe chichiオーナー 常田知里さん

ページトップへ

「えがたま」が厳選したこだわりの手作り生活を送っている女性たちのコラムをお届けします。内容もソーイングや美容、料理と幅広いですよ。


感想を投稿する